湖国三大祭の1つで、古くは四宮祭と呼ばれていました。
京町三丁目ある天孫(てんそん)神社の例祭です。
江戸時代初頭から行われていた祭礼で、県の無形民俗文化財に指定されています。
宵宮には、夕刻から、からくり人形などの曳き山飾りが、各町の役員宅に飾られ道路から見学できます。
本祭当日には、ゴブラン織りや精巧な金具に飾られた、豪華絢爛な13基の曳山巡行があり、一連の行事の中でもっとも人気の高いハイライトです。
コンコンチキチンの囃子とともに、所望場所で巧妙なからくりを演じながら巡行します。
この長い巡行路をまわる間中、コンコンチキチンの囃子があり、厄除のちまきを撒きながら行くので、周辺は大変な人出で賑わいます。
13基の曳山は、毎年組み立てては解体するもので、県下の曳山では例を見ません。
珍しいのは曳山で使うからくり人形です。
大津祭に導入されたからくり人形や見送り幕、屏風は、全国的にみても最古の部類であり、しかも、一流の細工師によって作られたもので、日本芸能史においても注目されています。
からくりとは一般に仕掛け装置のあるものの総称ですが、中でも、鯛釣り・鯉の滝登りなどは独特のメカニズムがあって、大変興味深いものです。
イベント名 | 大津祭2024 |
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開催日時 |
2024年10月12日(土)~13日(日) ※警報が出ない限り雨天でも実施 |
開催場所 |
◆JR ◆京阪電車 ◆お車 |
費用 |
通常無料 |
主なお問合せ先 |
特定非営利活動法人大津祭曳山連盟 事務局 住所 〒520-0043 大津市中央1丁目2-27曳山展示館内 |
NPO法人大津曳山連盟 | http://www.otsu-matsuri.jp/pavilion/2023/04/16/52023.php#more |